回転する円盤のスリットから高速で動く物体を観察すると、回転している物体が止まっているように見えたり、真直な弦の震動が波打って見えたりします。
直径15cm程の黒いラシャ紙に幅4mm程のスリットを切り抜き、高速回転させるためのプーリーを取り付けています。
プーリーはタミヤのプーリー(L)セットです。
下の絵は実験観察用の装置です。
大きな円盤には12枚の少しずつポーズを変えたカエルの絵が貼ってあり、下の方には振動観察用のスチール弦を張っています。
円盤は1秒間におよそ1回転の速度で回転できるようにギヤモーターに取り付けています。
装置の円盤を回転させ、スリットスコープを回転させながらスリットを通してカエルの絵を見るとカエルがピョンピョン跳ねて見えます。
このホームページでは動画をご覧いただけないのでカエルの絵がピョンピョン跳ねる様子をご覧いただけません。
申し訳ありません。
円盤には4本のスリットが切られており、カエルの反対側は黒塗りになっています。
装置の円盤を回転させながら弦を弾くと弦の振動の様子がはっきりと見えます。
ここではスリットスコープは使いません。
右の絵はスローシャッターで振動の様子を撮影しています。
特別な電子機器を使わずとも簡単な装置で不思議な現象を見ることが出来、子供たちはヘリコプターや扇風機等を見ながら興奮して喜んでくれます。
ブラウン管式のテレビをまだお持ちでしたなら、その画面をご覧になっても面白い現象を見ることが出来ます。