小学生のテーマとしては難しそうですが、昨年(2019年)に学習スタッフとして加わって下さった若く科学に詳しいお姉さんが、小学児童にも楽しく学べるような工夫をしてくれました。
そこに私も協力して電気屋さんの腕を振るわせてもらい、デモンストレーションをし易くするため、振動台とそれを駆動するための超低周波電源装置を作ってみました。
下の絵が振動台とお姉さんが用意した3種類の建築物モデルです。
左端のダイヤルの付いた装置は超低周波電源とその右のコイルで建築物モデルを載せた振動台を揺する構造になっています。
振動台の上に載せた建築物モデルは、左から筋交いを入れた耐震構造モデル、真ん中が土台をボールで支えた免震構造モデル、右側が天井に揺れる重りをぶら下げた制振構造モデルです。
更にその右端には物体の高さによる振動周期観測用の振り子球です。
建築物モデルは硬い紙と透明な薄い塩ビ版で、小学生(高学年)にも容易に作ることが出来、講師のお姉さんに優しく教えてもらいながら一般戸建て住宅から超高層ビルに相当するシミュレーションができる建築物モデルです。
右端の振り子球にはかわいらしい目玉が着いており、固有の共振周波数で目玉をカシャカシャ言わせながら激しく面白く揺れて子供たちの興味を更に大きく伸ばしてくれます。
振り子球です。
目玉の中の黒い球がカシャカシャと音を立てながら、それぞれの固有振動数でお辞儀やそっくり返りのダンスをします。
これらのモデル類を使って、理論での説明抜きに児童たちは難解な数学的理論も体感で学ぶことが出来るのですね。
子供達は代わるがわる超低周波電源の振動周期や出力を変えながら、振り子玉の揺れ方の変化を楽しんでいます。
スタッフ紹介
地元小学校で実施している科学工作教室の学習スタッフのお姉さんです。(代理キャラ、アグネス・チャン)
小学児童にも楽しく学べるスタッフさんのHP、お家でできる簡単な理科実験や工作~お家でサイエンス~、はこちらです
https://ouchidescience.amebaownd.com/
当、電工クッキングのトップページでは何かと欧米を主にした男女の新しい認識に対し疑問を綴っておりましたが、こんなかわいい理系女子のスタッフが加わって来てしまっては、今までの私の男女認識に大きな影響を受けてしまいそうです。
うちのカミさんは私の考え方を否定することが無かったのですが、こんな可愛い女性に説教されたら・・・・・・・・・