某小学校で児童たちと楽しんだブーメランの試投です。
旋回しながら飛ぶブーメランを追いかける児童達は大はしゃぎです。
作り方の説明を致します。
牛乳パックの2面で1枚のブレードを作ります。
ブレードの形状は要部分がやや細い杓子形がお勧めです。
但し要部分の幅は牛乳パック1面幅の半分以上、2/3ぐらいないとブーメランの基本構造であるプロペラの機能を保てなくなってしまいます。
ブレードは牛乳パックの2面を折り合わせ、No10ステープラーで止めた後、針が突き出ない様に名前シール等を使ってしっかり押さえています。
3枚のブレードを下の図の様に組み立て、No3-10のステープラーで固定し、これも名前シール等で針の飛び出しを押えます。
ステープラーの針がNo3の場合、針先が充分に曲がり込まないので、何らかの方法で針先を曲げ込んで下さい。
最適なステープラーの針は、MAXのホビーホチキス用ステープル、1208ですが、これには紙綴じ機能付きのタッカーが必要です。
ブーメランの右利き用と左利き用では組み方が違うので注意して下さい。
ブーメランの不思議な飛び方を説明するためのジャイロスコープです。
ジャイロスコープでジャイロ効果という力の発生を説明し、そのジャイロ効果を体感させるための大型のジャイロです。
厚さ6mm直径250mmの鉄の円盤を回転させた状態で上部のハンドルを握り、左右に傾けることで強力なジャイロの力を体感し、子供達は驚きの声を上げていました。
ジャイロ効果がブーメランのプロペラ構造と投げ飛ばす方向の3つの効果が働き合うことで子供達に説明しています。
理論を知った上で飛ばすと、皆上手に投げ飛ばせるようになります。