以前サザエを料理した後、素人にも簡単に捌ける良い方法は無いかと思案しました。
何と言っても頑丈な殻と蓋、蓋を閉じる力の強さが難関ですね。
そこで殻の構造と身が殻にくっ付いていた部分の形状を調べてみました。
くっ付いていたと思われる殻の内面、つやのある部分を赤く塗っています。
このくっ付いた部分に沿うようなナイフを作ってみました。
このナイフで素早く切り離せば上手く捌けるだろうと・・・
そして、このナイフをどのような角度と向きで操作できるか確認するため、殻に大きな窓を開けて操作方法を確認することにしました。
小型工作用ダイヤモンドカッターで殻の一部をを切り取り。
ナイフの角度と向きをしっかり確認!
そして実践!
しかし・・・
素早く切り込んだのですが、敵もさるもの普段のゆっくりした動きとは異なり、半分も切らぬうちに蓋をしっかり閉じてナイフはびくともしなくなりました。
結果は普通に蓋を切り剥がし、指を突っ込みながら身と殻を剥がす従来の方法で処理することになりました。
開発に失敗は付き物です。
この失敗が今後何処に生かされるかは自分でも見当が付きません。
更にやるか否かも、これでお終いになるかも・・・・・
今宵は息子が父の日にプレゼントしてくれたウィスキーでほんわりリラックス。