花咲爺さんのページでは大根の切り株から大根の花が咲いた話でしたが、今回は友人から頂いた京むらさき大根の薄切りで作った大根の花束です。

　もう一つのおでん大根（冬みね）は煮つけが良いとのことですが、ふろふき大根にしてみました。

　友人お勧めの調理法、京むらさきは薄切りにして甘酢に１日漬け込みます。

　酢に漬けこむとたちまち赤く変色します。

　アントシアンとかいう色素なんですね。

　なかなか良い色なので一計を案じ、飾った盛り付けにすることにしました。

　半月切りにした京むらさきをパプリカの型枠に収めて整形しています。

　完成です。

　おでん大根は濃い目の昆布のだし汁で煮込んだ後、しばらく冷ましてだし汁を浸み込ませ、再度温めています。

　今回も山椒味噌と柚子味噌を添えています。

　もう一つ、だし巻き卵は親戚から頂いた濃厚Ｌ玉８個で作っています。 

　花盛は大根だけでは寂しいのでスモークサーモンとしめ鯖も添えています。

　普段なら大根は脇役添え物なのですが、ここでは大根が主役になっていますね。

　スモークサーモンは刺身で花壇のページの要領で花の形にしたのですが、少々崩れてしまいましたね。

　それでも見た目豪華な食卓になりました。

　レディースサラダと言う赤い大根を近くの店で売っていたので購入してみました。

　上の京むらさき程の太さが無いので立体的な花の盛り付けが出来ないので平面的なデザインになりましたがそれなりの見栄えにはなりました。