6月、庭の山椒の木に青い小さな実が沢山実りました。
この時期の葉はもう硬くて食べるには適しませんが、実は茹でて冷凍保存しておきました。
夏は冷ややっこ、冬は湯豆腐、四季を通じて煮物焼き物に重宝する日本の食材、豆腐料理に。
秋からは里芋、ふろふき大根にも。
山椒は若葉をそのまま飾りとして、大きくなった葉は擂り潰して味噌と砂糖で木の芽味噌に。
山椒の栽培は殆ど手間いらずで樹の大きさも小さく、和食の香辛料用としてに大変便利ですね。
先ずは湯豆腐の薬味、ネギとおろし生姜に擂り潰した山椒の実を加えました。
粉山椒も良いのですが擂り潰した山椒もなかなかです。
何しろ庭の山椒の木に生った実ですから安上がりです。
お次は擂り潰した山椒の実で作った山椒味噌と柚子味噌で、ふろふき大根、揚げ豆腐、牡蠣の海苔巻き揚げです。
大根おろしも添えています。
ちょっと居酒屋メニュー風です。
日本酒で軽く一杯やりながらと思いましたが、日本酒のストックが無く、いつもの焼酎のお湯割りでした。
ちょっと一言
海苔巻き揚げに使う海苔はバラけにくいものを使うことをお勧めします。
海苔の養殖方法収穫時期で違いが出るとのことで、切れ端を水に浸して確認してみてください。
今回気にせず家に有ったものをテキトーに使ってしまったのですが、フライパンの中でかなりバラけてしまい、ガスレンジの周囲から壁面にまで海苔が飛び散り、後始末に一手間かかってしまいました。
ただ、味の良い初摘み海苔はばらけ易いようですが、このような見た目を考えると安めの3番手以後の海苔で十分でしょうね。
2017/05/30
今年は例年よりちょっと早めの収穫でしたが、庭の山椒の木1本で、ゆで上げ重量200g程収穫できました。