グアム・デデド地区の日曜朝市です。
市の屋台でカノム・ドーク・チョークによく似た金型を Rosette & Timbale Set という名で売っていたのですが、バラ売りもしていたので Rosette(ロゼット)だけ買ってきました。
色々な型の中から花と蝶々を購入。
ドーク・チョークの金型ほど高さが無いように思われますが楽しいメニューが出来そうです。
揚げ油で熱した金型を、天ぷら用に溶いて残した衣に黒ゴマを入れ、金型に付けて揚げれば飾り天かす(天かす?)の出来上がりです。
(ゴマの天ぷら?かな???)
想定通りでドーク・チョーク程の厚みはありませんが、楽しい天かす(ロゼット天かす?)の出来上がりです。
始めの内は加減が分からず、かなりの数を失敗しましたが、徐々に程良く出来るようになりましたね。
器に盛りつけて年越しロゼット狸蕎麦が出来ました。
後ろにあるのは普通に天ぷらです。
結果論ですが狸蕎麦にはこの厚さが丁度良さそうですね。
カノム・ドークチョーク用の金型が入手出来たらまた何か考えましょう。
今回も味より見た目のメニューでしたが、味の基本は市販のつゆの素で天ぷらはテキトーに大根おろしや蕎麦つゆですから充分美味しく頂けました。
後日談(自問自答)・狸蕎麦の定義から
かけ蕎麦に油揚げを入れれば狐蕎麦、天かす(あるいは揚げ玉)を入れたら狸蕎麦。
天かすは天ぷらの種が無いすなわち種抜き="た”抜き、で狸になったとか言う説が有るのですが、今回のロゼット天かすにはゴマが入っており、これはゴマの天ぷら「胡麻のかき揚げ」になり、狸蕎麦の定義に当てはまらないのではないか?
少々悩みましたがお寿司なども国際化が進み、カリフォルニアロールとかアボガド巻などどいうのが日本食の代表的メニューの一つになっているご時世ですから、地味を代表する庶民のメニューも見た目を飾って外人さん受け狙いが有っても良いのではないでしょうか。
2016/02/18