春です。
日本の春と言えば桜ですね。
弁当と少しの酒をぶら下げて、ぶらりと花見に出かける・・・良いですね。
私は毎年蕎麦稲荷を作るのですが、きっかけは20年以上以前に長野県松本に引越ししたとき、お隣さんが昼食にと作って下さったのがこれで、さすがに信州だと感激しながら生まれて初めて味わった蕎麦稲荷の虜になってしまいました。
油揚げにしっかり味を浸み込ませようとするとかなりの時間と手間がかかるので、ここは基本思想その4、手軽さを重視して市販の稲荷寿司用の油揚げを使いました。
その油揚げの欠点は長さ(深さ)が無いので、蕎麦をそこそこの量を入れると口が閉じられなくなってしまうことです。
しかし、食べてみると分かるのですが、御飯を詰めた稲荷寿司よりガサが張る蕎麦ではこの分量が丁度良い味わいになりますね。
個数と蕎麦の分量は右の絵の場合、乾麺100gで12個でした。
体裁を考えて海苔で帯をしてみたのですが、これが意外と手間がかかるので途中で断念しました。
好みでわさびを溶かした蕎麦つゆを垂らしても良いですが、薬味の葱と紅生姜を乗せているのでこのままでも充分でしょう。