12月24日になると日本中がキリスト生誕を祝いだしますね。
本当に生誕を祝っているのか、ただお祭り騒ぎを楽しんでいるのかというと、圧倒的に後者でしょうけどね。(^_^;A
私は基本として神道を意識しておりますが、八百萬の神々が世界中にいらっしゃる中、どの神様も敬う心を大切にしているつもりです。
今回はクリスマスに合わせた創作メニューです。
最近良く出回っているロマネスコです。
面白い形ですね、少し前からこいつを使って思想その5、見た目重視の料理を企んでおりました。
クリスマスツリー、こいつが一番合うなと思い、クリスマスが来る日を楽しみにしていました。
サンタさんを期待していた訳ではありませんよ。
先ずはロマネスコをツリーに見立てた状態で食べ易く切り分けられる様にするため、10分(700W)ほどレンチンして充分柔らかくしておきます。
ベースのドリアは普通にケチャップライスの上にホワイトソースとシュレッドチーズを掛けて焼いたチーズドリアです。
焼き上げたチーズドリアの上にレンチンしたロマネスコを置き、パプリカなどで飾り付けています。
メインディッシュは出来合いのローストチキンとスープはこれも創作のブルーミングペコロスのコンソメスープです。
ドリアはクックパッドなど既存の資料を参考にして下さい。
ブルーミングペコロスは菊花玉葱の応用です。
ペコロスは放射状に12の切れ目を入れ、細かく切ったクリスマスカラーの赤と緑のパプリカと一緒に煮立ったコンソメスープに入れました。
事後考察
ドリアの表面を雪景色に見立てた白さを強調するなら、チーズを載せないホワイトソースのままにするかモッツァレラチーズにするかの配慮が必要だったかな。
2020/12/29 増設
幅15cm程の大きなロマネスコが158円です。
通常なら300円以上していました。
農家さんは「売っても箱代も出ない」と悩んでいたニュースが流れていましたが、ここは美味しく戴くことでお許し願いましょう。
今年(2020年)は台風が来ず、秋の好天で野菜類が大豊作だったんですね。
ただ、COVID-19の蔓延で遠くに居る家族の帰省が叶わず、我が家も今年はかみさんと二人だけのクリスマス・ディナーになってしまいました。
今年は少し手抜きで、オードブルの野菜サラダにデコレーションをすることにしました。
前回はレンチンでしたが、蒸した方が美味しいので、今回は小分けせずに蒸し上げるために少し工夫してみました。
蓋の代わりにもう一つの鍋を伏せて重ね、ロマネスコが充分柔らかくなるまで弱火で蒸しあげています。
しっかり蒸しあがったところでクリスマスツリー風にデコレーションしました。
周囲のトマトはミニトマトの丸い球の方が良かったかな。
かみさんが用意したローストチキンとケーキでクリスマス気分は十分でした。
かみさんは結構ご機嫌だったのでこれで今年は良しとしましょうかね。
ロマネスコの無限相似形のイメージはフラクタル・ベジタブルとでも云いましょうか、永遠永久を感じさせ、新年を迎えるお節料理に使っても好い食材ではないでしょうか。
大いに活用したいですね。